革新技術

2025.05.17

[2025年最新] システム開発の流れ

経営者向け
[2025年最新] システム開発の流れの画像

システム開発を導入したいけど、全体の流れがわからなくないですか?

今日は、実際にシステムをいくつも作ってきた私(鯰江)がわかりやすく説明していこうと思います。

全体の流れの概要

ここでは、全体のシステムの流れの概要を記載します。

  • 打ち合わせ
  • 提案・お見積り
  • 契約書の締結
  • デザイン初稿の作成
  • 認識・方向性の確認
  • デザインの完成
  • 開発
  • テスト
  • リリース
  • 運用保守

細かいサーバーの契約やデータベース設計などはスキップするとこのようになります。

それでは、細かく深掘りをしていきましょう。

流れ

打ち合わせ(1日)

まずは、

  • 何に課題を感じているのか?
  • 自分はどうしたいのか?
  • どれくらい予算を使えるのか?
  • どれくらいまでには導入したいのか?

などを「お客様視点」で考えていきます。

ここで、お話をお聞きすることでお客さんの根本に抱えている悩みを鮮明にします。

提案・お見積り(7-14日)

打ち合わせの日をいただいた後に、我々の方で一度持ち帰り「最適な改善策は何なのか?」「どうすれば人件費を削減できるのか?」「そもそもこの課題に対しての解決策がシステムで解消できるのか?」などを考えます。

熟考の末、わかりやすいように数字や根拠で記載された資料を作成し、お客様へ提案をさせていただきます。

この段階で初期費用・運用費用をお出しさせていただき、お客様のご検討をしていただくこととなります。

お見積り書には、細かく「何に?」「どれくらいの人件費が?」「どんな機能に?」費用がかかっているのかが記載されたものを提出させていただきます。

契約書の締結(1-3日)

次に、契約書を締結させていただきます。

ここには、システムの内容や納品期限・瑕疵責任・秘密保持・契約期間・運用後の対応・トラブル発生時の裁判場所などが記載された契約書を3通お作りさせていただきます。

こちらで、契約が決定になると本格的にプロジェクトが開始されます。

デザイン初稿の作成(2-8週)

まずは、全体のシステムのフレームデザインを作成していきます。

※フレームデザインとは、内容がないが骨格のみのデザインになります。

こちらの工程では、実際に使う現場の方々の気持ちになり使いやすい・迷わない・直感的になるようなページ遷移・コンテンツの配置を心がけます。

認識・方向性の確認(1日)

初稿のデザインをご提出させていただくと大半の人が、システム導入のイメージが湧いてくるみたいです。

そこで、デザインを見ていただきながら業務効率化のイメージをしていただき、改善点が必ず出てきますのでここの段階でできる限り洗い出していきます。

この段階で、実はこんなものが欲しかったとなることも問題なく、業務改善になるための議論をしていきます。

そして、デザイン初稿に戻り・認識・方向性の確認を数回繰り返した後に、次のステップに進みます。

デザインの完成(4-12週)

認識の齟齬がなくなり次第、初めて中のコンテンツや画像・ロゴなどを配置していきます。

完成後再度内容を見ていただいた後の修正は基本的に受け付けていませんので、以前の「認識・方向性の確認」のフローで完全になくしておくようにします。

開発(12-24週)

ここからは、よくわからない開発です。

何をするかというと、将来的に変更しやすいようにデータベースを設計したり、どんなプログラミング言語を使おうかを決めたり、テスト環境を構築したり、セキュリティー対策を設定したり、プログラミングしたりをしています。

よくわかんない言葉が出てくるのですが、月に1度わかりやすい言葉で説明いたします。

例えば、

  • サーバーは、AWSというものを使用しました。基本的にサーバーは、「クラウド」と「オンプレミス」というものがあり、「オンプレミス」だと初期費用が数100万円単位でかかり手間もかかるので、「クラウド」という使った分だけ支払うものを契約しました。
  • プログラミング言語は、Pythonを選んだのですが、その理由はAIを導入するためです。AIを導入するにはPythonだと業務効率も開発スピードも速いためです。

というように、細かく説明できるところはして、興味がなければスキップしていただいても構いません。

テスト(4-12週)

開発が終われば、それが本当にしっかり動くのかをいろんなケースでテストをします。

例えば、

  • 月末になると一斉にお客さんに請求書を送る。というものだと実際に月末になった時に問題なくメールに届いているのか。
  • ボタンを連打してみて、問題なく1回しか送れないようになっているか。

などなど、基本的な表示の問題から細かい部分までテストを自動と手動で行い、実際使用する方が不便な思いをしないようにします。

リリース(1週)

ここで、ようやくリリースで作ったシステムを使うことができます。

しかし、最初はベータ版というバグがあることを前提で使ってもらいます。

そうすることで、本来の業務に支障が出ないようになり且つ業務効率化を徐々に進めていきます。

徐々に問題がないことが保証された際に、今まで紙でやっていた業務を完全システム移行とさせていただいております。

運用・保守(1年〜)

リリース後に、バグや新機能の提案などを月に1回の打ち合わせでさせていただきます。

実際に現場で使って業務改善ができるように、サポートもしていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

少しはシステム開発の流れを理解できたでしょうか。

意外とやることが多くて、我々の業務の裏側にはこんな苦労があるんだと思っていただけましたでしょうか。

もし、よろしければ無料でご相談の方を受け付けておりますのでお気軽のどうぞ!

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